施工の流れ <訪問と預かり>
ガラスコーティングをご依頼の際、訪問する内容と弊社ガラスコーティング施設で施工する内容がありますが、施工の流れは同じ内容になります。
1. 施工対象の確認と診断
専門の担当者が、コーティングを施す場所や素材の確認を行います。
施工箇所の確認: 浴室、トイレ、キッチン、共有スペース、窓、手すりなど、どの場所にガラスコーティングを施すかを確認。
素材の診断: タイル、ガラス、ステンレス、プラスチックなど、コーティングを施す素材に最適なコーティング剤を選定。
汚れやダメージの確認: 汚れやカビ、傷の有無を確認し、必要に応じて清掃や補修の手順を決定。
2. 清掃・下地処理
コーティングの効果を最大限に発揮させるためには、施工箇所の表面をしっかりと清掃し、汚れや油分を完全に取り除くことが重要です。
表面の洗浄: 洗浄剤を使って、汚れ、油分、水垢、石鹸カスなどを除去。特にタイルやガラス面、金属部分は念入りに洗浄します。
研磨・除去作業: 必要に応じて、細かな傷やカビ、頑固な汚れを研磨し、下地処理を行います。
乾燥: 洗浄後は、湿気が残っているとコーティング剤の効果が低下する恐れがあるので、表面を完全に乾燥させます。
3. マスキングと保護
コーティングしない部分にコーティング剤が付着しないように、マスキング(テープなどで保護)を行います。これは、特に細かい部分や複数の素材が接している箇所で重要です。
手すりやドアノブの周辺: これらの場所を丁寧に保護することで、コーティング剤が不要な部分に付着するのを防ぎます。
周囲の床や家具: 作業中に汚れが広がらないように養生シートを敷くこともあります。
4. ガラスコーティング剤の塗布
準備が整ったら、いよいよガラスコーティング剤を塗布します。コーティング剤は、対象の素材や場所に応じた方法で均一に施されます。
スプレー、スポンジ、布などで塗布: 施工箇所によって、スプレーで吹きかけたり、スポンジや布で塗り広げたりします。
複数層の塗布: 場合によっては、コーティングを複数層にわたって行い、耐久性や効果を高めることがあります。
均一な仕上がり: ムラができないように、慎重に作業を行います。
5. 乾燥・硬化
コーティング剤を塗布した後は、しっかりと乾燥させて硬化させる必要があります。この乾燥・硬化の過程が、コーティングの強度と耐久性を左右します。
自然乾燥: 通常は数時間から24時間程度の自然乾燥が必要です。
必要に応じて専用の硬化促進機器を使用: 硬化を早めるために、紫外線ランプや熱風を用いることもあります。
6. 仕上げと確認作業
乾燥後、最終的な仕上げと確認が行われます。コーティングがムラなく均一に施されているか、光沢や撥水効果が適切に現れているかをチェックします。
表面の確認: 光沢や防汚効果、撥水性がしっかりと発揮されているかを確認。
微調整: 必要に応じて追加のコーティングや仕上げを行うこともあります。
7. メンテナンスのアドバイス
施工後、施設のスタッフに対して、コーティングの効果を長持ちさせるためのメンテナンス方法の説明を行います。
適切な清掃方法: コーティング面を傷つけないように、柔らかい布や中性洗剤を使った清掃が推奨されます。
注意点の説明: 強い酸性やアルカリ性の洗剤は避けるなど、コーティングを長持ちさせるための注意点が等を伝えます。